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昔の作品 私は大体3歳ぐらいから絵を描いてます。
もちろん当時は子供のラクガキです。
その頃は単純なイラストばかり描いていました。
初代ガンダムのMSとかはかなり描いてました。
(主にシャアが乗ってた機体とガンダム)
ドラえもんとかも描いてました。
良く考えると当時はロボットばかり描いてます。
今じゃロボットなんて全然描けません。

幼稚園に入った頃は、漠然とでしたが将来は絵を描く仕事がしたいと考えてました。
本気で漫画家を目指すようになったのは、小学5年生の頃です。
この頃からオリジナルの漫画を描くようになっていきました。
(メモ帳に鉛筆で描いたモノをホッチキスで留めただけの肉筆回覧誌)
当時感銘を受けて、尊敬し目標としていたのは鳥山明先生でした。
鳥山先生は今でも私の心の師匠です。

それで当時描いていた絵が残っていたのでここに掲載しました。
小学5年当時の絵を載せるなんて正気の沙汰じゃないですが
恥を忍んで掲載します。ヤケクソ気味に。

小学5年の冬頃から描き始めたオリジナル漫画の設定画。
作品タイトルは『鬼狩人(オウガハンター)』
当時確か『闇狩人』と云う漫画があって、名前が格好良いと思ったので使いました。
以下、作品内容です。
主人公は、千年前に鬼狩人と呼ばれた先祖の血を受け継ぐ特殊能力の持ち主。
その能力は炎や熱を自在に操る。
現代になり、千年前に封印された鬼の王、赤死鬼(せきしき)の封印が解け、鬼共が世界に氾濫し出した。
その時、主人公は自らの使命に目覚め、鬼共を倒すために立ち上がる。
自分と同じ鬼狩人の血を受け継ぐ仲間を探し出し、共に戦っていく。

自分の事ですが、小学生の考えた物語ですのであまり突っ込まないで欲しいです。
キャラデザインが鳥山先生テイストなのは当時『ドラゴンボール(以下DB)』が大好きだったからです。

主人公の仲間の1人。
主人公の最初の仲間にして親友。物語の副主役です。
特殊能力は風雷・大気を操る能力です。
他にも水・液体を操る能力者と地・固体波動を操る能力者がいますが、ここには掲載しません。
サイトの容量の都合と、上の2人以上に恥ずかしいデザインのため<ぉ
地・水・火・風のエレメント系能力を揃えるあたりで私の趣味が分かります。

他にも一風変わった仲間がいます。
鬼の呪いにより(食料として)豚に変えられた普通の(?)人間です。
当時の某漫画のように『鬼が人間を食う』と云う描写が過激に思えたので
『だったらブタに変えればいいや』などと浅はかに考えてました。
まぁ所詮小学生の考えた事ですのでツッコミはしない方向で一つ。
素顔は美形と云う、ありがちな設定です。
主人公達にも非常食扱いされるキャラ。これも現在だとありがちですが、当時は斬新でした。
『DB』のウーロンが元ネタなのは云うまでもないと言いますか…

オマケで学校の先生です。
『へのへのもへじ』の変形。
真面目にデザインしようと云う気が皆無でした。
どうせ数コマしか出ないようなキャラでしたし。
当時は真面目にこんな絵しか描けなかったのです。

今見ると全くやる気の感じられない絵ばかりですが、当時はこれでも真剣に描いていました。

上記の設定で、漫画のようなモノを描いて連載していました。
読者は当時の同級生達。
各話20ページで、10話目の途中まで物語を展開していました。
さすがにそれだけ描いていると、絵柄も少しずつ変化していきました。

小学6年の冬頃まで連載していた漫画の後半の絵。
比べて見ると大分変化しているのが分かります。
つかどんどん別人になりつつあります。
まぁ描き続けて1年ぐらい経っていますし。
絵を描く時は、子供ながらに試行錯誤を繰り返し、何度も何度もリテイクして絵を決めていました。
だから当時の作品を細かく見ると、本当に努力しているのが見て取れます。
もしこの当時の作品を見たいと云う奇特な方がいたら、イベント等に持って行きますので声をかけて下さい。

実際このキャラ達は幾度となくデザインをリニューアルしています。
1番最近描いたデザインなどは文字通り別人で面影もありません。
17年と云う歳月を感じさせられます。
ですがこれが私の努力の結晶であると自信を持って言えます。

参考までに1番最近デザインをリニューアルした3人の絵。
小学6年生時代 16年後

もう誰が同じキャラだと信じますか?(特にブタ)
ちなみに最近は『呪いでブタにされている』と云う設定は無くしました。
鬼が食料として人間を食うって設定もM78星雲あたりに置いてきました。
なぜなら今ブタを描こうとすると妙にリアルになってしまうので。

そして話は飛びますが、中学時代はちょうど『サムライトルーパー』『天空戦記シュラト』が好きで
そのアンソロジー作品(主にギャグとボーイズラブ)に無茶苦茶ハマってました。
しかも高河ゆん先生の作品『アーシアン』『源氏』『子供達は夜の住人』『B型同盟』他多数や
CLAMP先生の『聖伝』以降の作品にとんでもなくハマってしまい
すっかり女性向け作品が大好きな男子中学生と化していました。
当時描いていた作品もそっち系ばかりで、読者も同級生の女の子だけでした。
『DB』のパロディ(今思うと初めてのパロディ作品)やオリジナルのBL漫画も描いていた。
当時の作品はいわゆる肉筆回覧誌で、作ったモノは全部同級生の女の子にあげていたので
残念ながら現物はもう手元には一切残っていません。

その当時描いていた作品の影響で現在の男性キャラの絵柄の基本が出来上がりました。
特に1番影響が残っているのが以下に掲載している高校から描き始めた漫画です。

目元と鼻筋に高河ゆん先生の影響が出ました。
それ以外(輪郭や耳、体など)は相変わらず鳥山明先生の絵が基本となっています。


作品タイトルは『剣士伝説(フェンサーレジェンド)』
作品内容
主人公の名はジョン・カース。15歳の才能溢れる剣士。
『13代目剣王』と呼ばれる亡き父との約束を果たすため、最強の剣士を目指す。
成人したジョン(この世界では15歳で成人)は王国に仕える騎士団長であり、
親友にして兄貴分のマイク・レーンに頼み込み、王国に仕える兵士となる。
そしてジョンは王国を守るための戦いの中で強くたくましく成長し、伝説を作る。

基本プロットはこんな所ですが、実際はかなり壮大な物語を考えてあります。
私が死ぬまでに描いておきたいと思っている作品の1つです。

この作品も当時は鉛筆描きでメモ帳に描いて本の形にしていました。
各話20ページで6話の途中まで描いてストップしています。
ストーリーそのものは全話分完成してるので後はただ描くだけなんですが
各話20ページで週間連載したとしても完結までに3年以上かかる計算になっています。

さてここまで来て気付いてる方はいますか?
当時の私の作品に女性キャラが全然いない事に。
いや、もちろんヒロインとかは存在しますが、ハッキリ云って作品中の出番は数える程です。
当時は本当に女性キャラが苦手で(今でも得意じゃありませんが)
中学時代にャォィにハマっていた影響もあって男性キャラばかり描いていました。
まともに女性キャラを描くようになったのは、高校の頃からだったと思います。
おかげで今でも女性キャラは試行錯誤しながら描く日々です。
自分の求める女性キャラのイメージが未だ以って完成していないからです。
男性キャラのイメージはもう基本的な部分が中学時代に出来あがっていたのですが。

そして高校時代から、やっと本格的にペン入れした漫画を描くようになりました。
生まれて初めてペン入れしたのは中学3年の冬休み、15歳の時でした。
これがその時の作品です。

さすがにド下手で、恥ずかしくなります。
それにヒロインがちっとも可愛くありません。
男っぽさすら感じます。
この時はさすがに自分の力量不足に泣きそうになりました。
この作品はあまりにヘボくて設定を説明するのも嫌です。
小学生の時に考えた設定を少し修正した漫画だったんですが
今見ると恥ずかしすぎます。
子供向け作品としては、分かりやすくて良いんですが。
ちなみに使っていたペン先はGペンとスプーンペンとスクールペン。
初めてだったのでとりあえず一通り試していました。
最後の頃にはスプーンペンになってましたが。

上記作品を仕上げた後、次に描いたのが以下の作品でした。
確か高校1年の16歳の時でした。

主人公を女の子にする事で女性キャラの苦手意識を無くそうとした作品。
一応努力の跡らしきモノは所々見え隠れしない事もないのですが、相変わらず女性キャラは苦手。
この作品の設定とかに関してはページ後半に説明があります。
右になんか『DB』のフリーザ様っぽいキャラがいますが、特に関係ありません。
彼はむしろ映画『ターミネーター2』のT1000と
映画『アビス』に出ていた水で人の顔を形作るCGの影響で生まれました。
どうでもいいですが『ターミネーター』シリーズは最高ですね。
この時使っていたペン先はスプーンペン。
この頃師匠にトーンの存在を教わり生まれて初めてトーンを使いました。
慣れてなかったのでホント大変でした。
それでも自分なりに試行錯誤して自分に合ったやり方を考えて身に付けました。
一応漫画の師匠(当時漫画家だった親戚の叔父さん)がいたのですが
人に教わるよりは自分で考えて覚えた方が面白かったのでほとんど独学で覚えました。
今まで出来なかった事を自力で克服し出来るようになると云うのは一種の快感ですので。
だから漫画の事で師匠に教わったのは『こういった道具や画材がある』程度でした。
道具や画材の使い方などは自分で少し考えれば理解でき、教わる必要も無かったので。
ちょっとした持論ですが、
『他人にモノを教わっても理解出来なければ意味が無いし、教わった事は忘れてしまう。
でも自分で考えて覚えた事や身に付けたモノは理解する必要がないし、絶対に忘れない。』

だから私は他人にモノを教わる事は余りしませんでした。面白くないので。
でも『他人から技術を盗む』のは良くやりました。
だから私の技術の大半は『他人から盗んだ』モノと『独学で身に付けた』モノばかりです。

あと、以下に同人を始める前に描いたオリジナル作品を描いた順に掲載します。
ほとんどは週刊少年ジャンプに投稿したモノですが、たまに例外もあります。
まぁ廃刊になった雑誌なので誌名は伏せておきますが。
ちなみに年代を書いてありますが、記憶が曖昧なのでその辺は割と適当です。

1991〜1992年頃(16〜17歳頃)
『剣士伝説』
すでに上で説明しているように主人公の成長を描いた物語。
週刊少年ジャンプのH☆S(ホップ・ステップ)賞へ投稿した漫画。
そこでは毎回連載作家の1人が審査員として参加していたが
当時はちょうど『SLAMDUNK』が大ヒットしていた井上雄彦先生だった。
しかもちょうどH☆S賞100回記念だったらしく
私の作品は佳作にすら入らなかったが、300通以上の応募の中
『優秀100作品』に選ばれ記念テレカ(絵柄は桜木花道がダンクしているモノ)を貰った。
ちなみにそのテレカが見たいと云う方がいたら、イベントに持って行くので声を掛けて下さい。
ペン先はスプーンペンを使って描いていました。
原稿用紙の質が悪くインクが滲みまくってペン入れが凄惨な状態でした。
この頃から原稿用紙や道具にこだわるようになっていきました。
ただ地元には漫画の画材を売っている店がほとんどなく品揃えも悪かった為に苦労しました。

1991〜1992年頃(16〜17歳頃)
『阿修羅王』
主人公(ヒロイン)は真野 天主華(まの あすか)16歳(高校1年生)
阿修羅王の破壊神・調和神・創造神としての三つの人格の内
破壊神と創造神としての人格がこの世に転生した存在。
この世に災い為す悪しき神を倒すために転生した。
阿修羅王の残りの調和神としての人格は別の人間の肉体に
天主華を守るための存在として転生している。

この作品もジャンプに投稿した作品だったと思います(多分)
ペンは色々試していました。ヒロインの天主華は全て筆ペンで描きました。
使っている筆ペンはコンビニとかでも売っていると思いますが
『ぺんてる筆(中字)』です。
天主華以外は普通にペン入れしていますが
Gペンを使ったりスプーンペンを使ったり気分次第で変えていました。
ある意味習作と言えるような作品です。
出来は当時の作品中でもかなり悪い方であると言えます。
だから今となるともう他人には見せられません。
唯一気に入ってるのは下に載っている犬の化物です。
今見てもイカしたデザインだと思います(ぇ

1992年頃(17歳頃)
『羽球』
女の子を主人公にしたバドミントン漫画。
主人公(ヒロイン)の名前は斉藤 光(さいとう ひかる)
13歳(中学1年生)。
相手役の男の名前も斉藤光。同じ部活の先輩。
(スラムダンクの影響で)スポーツ物を描きたくなって描いた漫画。
この頃少女漫画等の影響で女性キャラの目元が大幅に変化した。
ペン先はスクールペンを使っていたと思います。
これもある意味習作と言える作品です。
当時はバドミントン漫画と言うのは皆無で
一応バドミントンもオリンピックの正式競技種目となっていたので
描くなら今しかないと思って描いていました。

1992〜1993年頃(17〜18歳頃)
『剣士伝説』
前作が気に入らず、再度チャレンジした作品。
とは言ってもストーリーは全く違う。
これもジャンプに投稿し、落選した。
使用したペン先はGペン。
原稿が滲みまくって苦労した。
鳥山明先生の影響かもしれませんが
当時からコマ割りが単調でした。
今でも変わっていません。変える気もありませんが。

1993年頃(18歳頃)
『鬼怪神剣伝』
主人公は杜 達也(もり たつや)
唯一、鬼を殺す事が出来る神の剣に選ばれ剣の封印を解いた少年。
『剣とその所有者を守る存在』と共に鬼共と戦っていく。

色々裏設定もありますが基本プロットはこんな所です。
当時この漫画は講談社の月刊誌『アフタヌーン』に投稿しようと思い描いてました。
アフタヌーンは投稿漫画のページ数制限が無く200ページ、300ページの漫画もOKだと
書いてあったので本当に200ページの漫画を投稿したら面白いだろうと思い描き始めました。
ですが101ページ描いた時点で最初のページを見直してみたら
あまりに絵柄が変化していたので猛烈に描き直したくなってしまいました。
でも101ページもの枚数描き直してたら多分またその頃には絵柄が変化して
また同じように描き直したくなってイタチごっこになってしまう可能性があったので
「そんな事やってられるかー!」と思い急速にやる気が失せ自ら全ページボツにしました。
当時から30ページぐらい描いていると最初と最後のページの絵が違うぐらいだったので
100ページも描いていれば絵柄が変化しない方がおかしいのですが。
考えようによっては100ページかけて絵とペン入れの練習したようなものなので
少しはレベルアップに役立ったのでこれを描いた事自体は後悔していません。
少し勿体無い気はしますが。
いずれ描き直して再チャレンジするつもりです。
使用ペン先はGペン。

1994年頃(19歳頃)
『剣士伝説』
そして再び剣士伝説の焼き直しです。
この時点で私がこの作品に非常に執着しているのが分かります。
とは云えこの作品もボツ。未完成なまま原稿が放置されています。
本当はこの作品の前に(鬼怪神剣伝の前にも)、いくつか描いていたのがあったんですが
全て途中でボツにして描くのをやめています。
色々思う所があったんですが、全て個人的な悩みによる所です(スランプなど)
この時期はスランプとか悩みがやたら多かったようです。
鬼怪神剣伝で相応にレベルアップを果たして大分絵も見れるようになってきました。
ジョンなど最初の頃に比べると凄く凛々しくなっています。
ペン入れも、大分慣れてきた感じです。使っていたのは多分Gペンです。
ツヤベタも、この頃から大分上手くなっていた気がします。
下の絵ではジョンの父親の髪の毛に光が当たってる表現が特に気に入ってます。
これも鳥山先生の影響だと思うんですが、トーンを使わず漫画を描くのが多かったです。
腕が未熟なうちは余りトーンに頼らない方が自分自身の技術向上に繋がるからです。

1995年頃(20歳頃)
『君はボクを好きになる』
主人公は羽田 光(はねだ ひかる)11歳(小学5年生)
相手役の男の子は羽柴 貴志(はしば たかし)同い年
父親の仕事の都合でとある町に引っ越してきた主人公・羽田光。
その町を探索に出掛けたが迷子になってしまう。
そこで偶然出会った少年、羽柴貴志。
貴志は光を家まで送り、貴志と光は友達になる。
2人はとても気が合い、一緒に遊ぶうちに親友とまで呼べる関係になる。
だがせっかく友達になったのも束の間、光は父親の仕事の都合で再び引っ越す事に。
その事を知った光は貴志との別れを惜しむ。
光は知らぬ間に貴志を特別な存在として見るようになっていたからだ。
悩む光。そして光は貴志に重大な隠し事をしていた。
貴志は光を男だと思って付き合っていたが、光は実は女の子だった。
自分が引っ越して居なくなってしまう事。
そして自分が女の子であり、貴志を好きになってしまった事。
それを伝えるべきか、悩む光。
自分が女である事を伝え、今までの関係が壊れる事が怖い。
好きになってしまった事を伝え、ふられてしまう事が怖い。
そして何より、もう貴志に会えなくなってしまう事が怖い。
そんな葛藤の中、引っ越す日が刻一刻と近付いてくる。
結局光は、貴志に何も、引っ越す事すらも告げずに別れてしまった…
〜そして5年の歳月が流れる〜
光は高校生になっていた。
とある有名な私立の学園に入学し、普通に(?)女の子らしい生活を送っていた。
(その頃、光の両親はすでに離婚していて光は母方に引き取られ、
母方の姓である『羽生(はにゅう)』を名乗っていた。)
そんな時、学園に編入生が来た。
小学生の頃に何も伝えられずに別れた貴志であった。
光はすぐに気付いた。だが貴志はすっかり女の子らしくなった光に気付かなかった。
(名字も変わっていたし、元々貴志は光を男だと思っていたから。)
光は、貴志に過去を隠し、再び2人の関係を築こうと考えた。
今度はちゃんと、男と女として。
そしてここから2人の物語が始まっていくことになる。

…とやたらプロローグが長いですが、こんな感じの話を考えて描き始めました。
こちらも未完成なまま放置されていますが…
いずれ、完成させます。全部描き直しでしょうけど。
当初、少女漫画にするか少年漫画にするか本気で悩みました。
その名残が下の個性的な面々です。モヒカンがお気に入りです。
彼等を出すとすっかり少年漫画になってしまうワケですが、結局やめました。
でも少女漫画にするのも少し抵抗があって、未だに悩んでいます。
ちなみにタイトルですが、光の一人称が『ボク』である所から来てます。
光をいかに男の子っぽく、かつ可愛いデザインにするかで本気で悩みました。
完成したデザインは結構気に入ってます。
この頃から丸ペン使い始めました。
ちなみに当時使い始めた丸ペンのペン先を、今でも大事に使っています。
作家によっては描き味が落ちたらすぐペン先を交換するなんて人もいるようですが
使い続ける事で出てくる味と云うのもあるのですよ。
私が貧乏性で物を中々捨てないってのもあるんですが
今ではペン先の先端が見事に手に馴染む形に擦り減っています。
おかげですごく滑らかに線が引けます。
代わりに丸ペンとは思えないほど線が太くなりますが。
軽くGペン並に。Gペン要らずです。
紙の上にこすっているだけで金属の先端を擦り減らす。
そこまで1つのペン先を使い続ける人なんて滅多にいないと思います。
(普通はそこまで使い込む前にペン先が割れると思いますが、筆圧の差?)
そのペン先を使って描いたのが『綾しい香り』シリーズなどです。
『To Heart』系の絵を描く時はあのペン先が1番馴染むのです。
私の描く絵の線が太くなったら、それは別にペンタッチを変えたワケではなく
使っている道具を変えたと云うだけの話です。
私もさすがに長年かけて染み付いたペンタッチは変えられないので。
ちなみにこの頃の絵のタッチが、最近のうさだ本のタッチの基本になっています。
ちょうど少女漫画風なタッチの練習をしていた頃なのです。


ちなみに20歳頃と言うとこれを描いていた時期でもあります。
昔から写実画は結構好きでやっていました。
中学から高校にかけて美術部でもないのにデッサン画やクロッキー画は腐るほどやりました。


1996年頃(21歳頃)
『霊戦』
私の2作目の作品の焼き直し。
主人公(ヒロイン)は神楽 舞子(かぐら まいこ)16歳(高校1年)
羅王(羅刹の王)と呼ばれる鬼(霊)の封印が解けかかっていた。
その封印を解かせまいとする為に邪封を生業とする者達が動いていた。
しかし封印は解け、逃げ出した鬼はある少女の肉体にとり憑いた。
その少女が主人公、神楽舞子であった。
邪封を生業とする者、気功士“信”は仲間と共に舞子を見守る。
何も知らぬ舞子を襲う数々の脅威。
自らの肉体に宿った鬼。水が人の形を成した鬼、水鬼。そして謎の男。
果たして舞子の運命は?

…と云った感じの話です。
当時の読み切り作品としてはそれなりの内容だったので焼き直しました。
何より個人的に気に入っている作品だったので。
でも上手くページ数(31ページ)に収める事が出来ず、力不足を痛感。
一応完成したものはジャンプに投稿しましたが、あえなく撃沈。
今見るとなぜ撃沈したのか理由が良く分かるので、何も言えません。
見たい方がいたらイベントには常に持って行ってるので声を掛けて下さい。
使用したペン先は丸ペン。
この頃から丸ペンが気に入りずっと丸ペンを使うようになりました。
過去の作品に比べれば完成度は比較的高い方の作品です。
キャラも昔と比較すると大分変わっているのが分かります。もはや別人。
気功士“信”なんて髪型変わりすぎです。
水鬼も印象変わってます。あんな単純なデザインなのに。
長く描いていると、ホント何もかも変わってしまいます。


…で、一応これが同人始める直前に描いていた作品となります。
これ以降は同人作品に続いていきます。

ここまで私の長年の漫画・絵描き遍歴の1部を見て頂きありがとうございました。
楽しんでいただけましたか?
やたらマッチョが多かったのはゴメンなさい。
私は今でもカッコいい男性キャラやマッチョなキャラが好きです。
オヤジ系キャラも好きです。困ったものです。
もちろん美少女も大好きです。

それではこのへんで…

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