秘密の日記を見ませんか?〜お母さんの場合〜


真実・壱
息子、神崎七瀬


10月28日(木)

今日も看護婦さんが綺麗だった。
白衣の天使と言うが、どうせなら裸体になって白い肌を晒して欲しい。
……と考えていた自分の浅はかさを自覚する日々。
嗚呼、ナース服。なんて素晴らしいのだろう。
今の僕ではこの感動を明確な言葉にして表すのは難しい。
しかし着実にナース萌えの心を深めている。
やはりナース服はあの人のように心の清らかな女性が着るべきだ。
さらにあの清純な衣装の中に、女性的な曲線を描く柔らかな肢体が隠れていると想像すると、
僕の興奮はまさに天にも昇る勢いでハッスルするのだ。
今日も幸せな一日でした。



10月29日(金)

今日は温子伯母さんがお見舞いにきてくれた。
お見舞いの品は前々から欲しがっていた『ムギュ〜っと!ペットなーす』だ。
初めてプレイした『看護CHU! 白衣の天使はエッチなコ?』で看護婦に目覚めた僕だが、
これでさらに動物っ娘の属性も習得できるに違いない。
すでにネットで『ムギュ〜っと!ペットなーす』の紹介ページは確認している。
どの女の子もとっても可愛らしくて、どんなお話が待ってるのかと思うと胸が躍る。
ノートパソコンにインストールしている間、温子伯母さんと楽しく雑談をした。
萌えというものを教えてくれた温子伯母さんにはとても感謝している。
今日も非常に有意義な萌え授業を行ってくれた。
温子伯母さんが帰ってからさっそくペットなーすをプレイしようと思ったが、
タイミング悪く一番お気に入りの看護婦さんが病室に来てしまった。
咄嗟に画面を最小化し音を消し、ダミーのテキストファイルを開いて誤魔化し成功。
それはそれでスリリングで楽しかった。
明日の日記はゲームの感想で埋め尽くしてしまいそうだ。
それだと日記という感じがしないので、感想は感想で別に書こうか?
その感想をまとめて、レビューとしてネットで公開するのも悪くないかもしれない。
あと、この日記を書き終えたら少しだけゲームをプレイしようと思ってる。
予定としてはシナリオが一段落したところでやめるつもりだ。



10月30日(土)

今日の昼はほとんど眠っていた。
昨晩、ゲームに熱中し朝の5時までプレイしていたのが原因だ。
あまりの楽しさについつい熱中しすぎてしまった、反省しなくては。
しかしまさか、白いうさぎ+白い白衣の組み合わせがあれほど可愛らしいとは思わなかった。
やはりホームページの紹介で見るのと、実際にプレイするのとでは受ける印象も変わってくる。
日記にゲームの事ばかり書いているのも不健全に思えるので、他の事も書くとしよう。
今日もお気に入りの看護婦さんがお世話をしてくれた。
花のような香りのするしとやかな髪に触れてみたいと常々思っていたところ、
偶然にも彼女の髪にお見舞いの花びらが着いていたため、それを取るついでに髪に触れられた。
シルクよりもしっとりと指を包むような、何ともいえない感触に感動。
この幸福感を少しでも継続させるため、今日は禁欲生活を送った。
これは、明日にゲームをやりたいという欲求を爆発させる意味でも有効な手に違いない。



10月31日(日)

今日、僕はある決心をした。
将来の夢は看護婦さんと結婚する事だ。
今日の日記はあえてこれだけにしよう。この猛る想い、とても言葉などにはできない。
ただひとつだけ言うのならば、
僕の看護をしてくれる看護婦さんこそ看護婦界の頂点に立つ看護婦の鑑だー!



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